2020年01月

俳句ポスト『冬眠』の結果発表を見てきました。

なんやったら私も冬眠したい毎日です。
冬期鬱症ってのは太陽が足らんからなるとか言われているらしいが、絶対ヒトにも冬眠(休眠期)あるのに無理して起きてるからやと思うで、私は(笑)
はーーー、なしてヒトは冬眠しないのだろう…(._.)

さて、気を取り直して、俳句ポスト!




熊胆のごとき太陽冬眠す
まこちふる

季語「冬眠」は動物の季語。ゆえにどうしても「冬眠の○○」と蛙や蛇などの生き物を書くことになりがちです。それはそれで全く良いのですが、せっかく皆で挑むのですから、季語「冬眠」とストレートに向き合っている句を選びたいと考えておりました。
さて、掲出句の「熊胆」とは「ゆうたん」と読みます。文字通り熊の胆嚢。漢方薬です。中屋彦十郎薬局HPには、以下のような解説がありました。【第三類医薬品、熊胆は「薬性論」に「小児の五疳を主治し、虫を殺し、悪瘡を治す」とあり、唐本注、神農本草経にも収載されている。冬期間にとれた熊の胆は匂いがしない。射殺したクマから血液や脂肪の夾雑物が入らないように胆嚢を取り出し、これを冬期間陰干しにするとカチカチに固まる。これが生薬の熊胆で、不透明黒色の固い塊である。多くは卵球形である。一種の香気があり、味はきわめて苦い。】
この文章を読めば「熊胆のごとき太陽」がどのような太陽か、想像がつきます。不透明で黒色の塊、卵球形の太陽です。生き物たちが「冬眠」する小さな穴から見える太陽はこんな印象なのでしょうか。あるいは、厳寒の暗い雲の向こうにある太陽を作者の心がこのように感じ取ったのかもしれません。
「熊」の一字と「冬眠」が良い意味で響き合いますし、「熊胆のごとき太陽」の比喩は冬という季節の感覚にも合致します。一種の香気があって、味はきわめて苦い。「冬眠」する生き物たちにとって、「太陽」とはまさにそういうものではないかと、この比喩の力に脱帽します。

〈以上 俳句ポストより引用〉



まこちふる様

熊胆、あっ、ゆうたん!
薬の勉強したときに先生が教えてくださった生薬。『「ゆうたん」ってかわいい名前の割りに漢字は恐いし、物凄く苦いんです』っていうのを思い出しました。
冬眠を羨ましいと思うばかりで、よもや苦い太陽と思いながら眠るものかとは思いがけない発見でした。
まこちふる様、おめでとうございます!


不透明な黒、熊胆の画像をみつけたので。
https://www.kaze-travel.co.jp/blog/tibet_ogawa217.html
(卵球形、というのは吊って乾燥させたほうかな?Wikipedia熊胆で見られます)
生薬はよく効きますが生き物からとる薬です。命をわけてもらうのですから効いて当然ですよね。


『天』『地選』の発表の日は素敵な句と夏井先生の評を拝見でき、仕事休みの金曜日の午前中にどっぷりと幸せな一時を味わいます。

今日も楽しく読み終えた後、溜め息と少しの涙。
涙の句は


冬眠やわたしを忘れぬための旗
綿井びょう
「冬眠や」と強調し、カットを切り替えた後の「わたしを忘れぬための旗」とは一体何でしょうか。この「冬眠」とは、虚実のはざまに漂うものなのだろうと感じます。「わたし」の存在を皆が忘れないように、いや私自身が「わたし」という存在を見失わないように立てた小さな「旗」。今この「旗」は、とろんと冬日に垂れているのでしょうか。
〈以上俳句ポストより引用〉

綿井びょうさま
地選おめでとうございます。
沁々、涙が滲んできます。





新型コロナウイルス対策で中国人の方々がマスクを本当にたくさん買ってくださる。

土曜日に出勤したら前日の金曜日(平日)が土日並みの売上だったので、いよいよマスクの爆買いの波がこちらにまで来たか?という感じ。(金曜日は免税店舗からマスクを分けてくれと言われて在庫を分けてあげたらしい)

特に制限はしない店なので早い者勝ち。狙い定めたマスクはためらいなく棚にあるだけどんどんカートに積んで買って行かれる。
必要なだけ買い占めるなんて、何て気持ちがいい買い方だろう。仕事として買いに来られた人が大半かと感じたが、ある意味羨ましい。


私が清算したあるお客様は「売り場にあるこのマスクを全部下さい」と言われて、ある特定メーカーのそのマスクだけで80,000円超えるくらい買って行かれた。
他のレジではきっともっとすごかっただろう。カートに山盛りマスクだけ積んで行く光景は、マスクのCMですか?(・_・)?っていうくらい。

そういえば80,000円超のお客様の少し後で会社通達として指示された『少しでもたくさんのお客様に買っていただけるよう』にとお願いしたPOPのおかげか、
"もっとマスクを出してくれ"などとは一度も言われなかった(土曜日出勤した時点でもうストックは無かったけど)。連絡を取り合いながら黙々と売り場にあるものを集めて買って行かれる方ばかりだった。


爆買いの大きな波は土曜日も日曜日も続き、中国語で電話しながらものすごい勢いでマスクをカートに積むわ積むわ…。


うわー、
爆買いって生で見たの初めてだけど本当にこんなんなんやー。



ひえー、死蔵品まで綺麗さっぱり捌けていく…。




ありがたや、ありがたやーーー( T 人 T )



そして、

願わくばこのマスクたちがたくさんの人をウイルスから守って、新型コロナウイルス感染が1日でも早く終息しますように。


その為なら買い占めも全然構わない。



結局、土日はいつもの倍くらいの売上げになった。
多分初めて見たよ、こんな売上げ w(゜o゜)w



そして、雨の月曜日、
金土日のスタートダッシュに間に合わなかったお客様も、なんとか頑張って買ってくださる。


もう、マスクならなんでもいい感じで売れて行く。
(さすがにガーゼマスクだけはピクリともしないが)



もう死蔵品も残り1アイテムだけ。
(それだけはまだ山盛りあるけど、ウイルス対策の規格外)




ありがたや、ありがたやーーー( T 人 T )




土日はなんとか商品を手前に薄ーく並べて誤魔化してきたが、月曜日はさすがに在庫も無くなって、
午後には1200の棚板が4枚空いたのと次回入荷未定の為、主任の指示で縮小移動して売り場を作り替えた(^_^;)

別の棚は900が4枚空いたけど在庫が無さすぎて1枚しか埋められなかった…。

縮小作業で大きな棚板(1200×600mmだったかな?)を付け替えていたら、主任から「パワフルやな!」と誉められたけど帰る頃から腰が痛くて大変。(湿布を貼ってそろりそろりと動いてやっと横になってホッとしている。咳をするのがちょっと怖い(笑))



次回納品は未定。

未定のうちにこの騒ぎが終わってほしい。





先週末セーター試験が終わり、先生と二者面談で志望校を決定してきた息子に国公立大学の志望校を尋ねたところ、県外の学校ばかりでした。
第一志望も第二志望も、すべり止めの2校目の私立もみんな県外。

「神戸大学(しんだい)なら行きはバスでも、帰りは歩いて帰れるからね、神戸大学にしー!交通費かからへんで!」って小さい頃からずーっと言い聞かせてきたのに…(T_T)


第一志望も第二志望も県外で海をちょいと渡る所なので寮か下宿になるでしょう。
あ、私が一緒に海をちょいと渡って着いていこうかな?

なんだかちょっと楽しくなってきました(笑)




俳句生活『去年今年』の結果発表をみてきました。
https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/haiku/
前回今回と3000句を超える応募数とのことです、すごいですね!(*^^*)


『去年今年』



去年今年魚眼レンズに膨張す
いさな歌鈴

夏井いつき先生より
 兼題「去年今年」となれば、私たちの前には虚子の「去年今年貫く棒のごときもの」が立ちはだかります。この句が出現するまで、「去年今年」はもっと単純に、去年が終わったとたん今年になる、というぐらいの意味に捉えられていました。が、虚子の句は、季語「去年今年」が一瞬の向こうにある永遠という時間を内包したものであることを教えてくれたのだと、私は解釈しております。
 その意味において「去年今年」が「魚眼レンズ」に膨張するという感覚に度肝を抜かれました。一瞬が膨張しながら、一瞬にして永遠と同化し、新年の闇が出現する。「今年」が静かに在ることに気づく。見えないものを見せる、作者の底力に敬服するばかりです。

〈以上俳句生活より引用〉



いさな歌鈴さま、おめでとうございます!
(うわ!魚眼レンズか!!
私には出てこんわ(^_^;))
という一読感のあと、夏井先生の評を拝読し、
はあ~、そうですよね~…、と唸るばかりです。

はあ~。。。いつになったらそんな感性に変わるのかな?私…(._.)
とにもかくにもおめでとうございます!


さて、私は3句投句して
1句を並に取っていただけました。
ありがとうございます!

有や無やにワインに酔ひて去年今年
畦のすみれ

去年からワインが飲めるようになりました。
若い頃は赤ワインを飲むと頭が痛くなっていたのですが、たまたま料理用に買った安い白ワインを試しに飲んでみたら大丈夫だったので去年は割りと白ワインを愛飲しました。
この句も確かワイン飲み飲み「でへへへっ」て笑いながら投句したような気がします(笑)

うーん、私の句には「流れ」はあっても「貫くもの」は弱い、かな?まだまだですね。

時間が有るときに句と作者さまをじっくりながめることにしてとりあえず今日は寝なくちゃ。





娘が「韓国料理が食べたい!」と、
突然ランチに誘ってくれました。

サムギョプサルの店と検討して、
ランチの時間が17時までと余裕のあった
『百済(くだら)』に決定。

http://www.kudara-kobe.jp

韓国の時代劇のドラマで何度も字幕で耳にして「百済」は「ペクチェ」で馴染んでしまったので、もう素直に「くだら」と読めず「ペクチェ?ペクチェやんな?」と言いながら電車で向かいました(笑)

『百済』は神戸市役所の24階にあります。
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とにかく眺めが良い!
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(写真が下手で申し訳ないです(笑)
私の席からはちょっと首を振れば山も見えて、とにかく眺めが素晴らしかったです)

私は初めての「石焼きピビンパ」にしました。
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混ぜ混ぜして熱々をハフハフと頂きました。
「こんなに美味しいならもっと早く石焼きピビンパを食べたらよかったー!」と言いながら大変美味しく頂きました。

小鉢の箸休めは6種とワカメスープ。
どれもみんな本当に美味しくて感動しました。
画像ではちょうど白いナムルとオイキムチが写っていませんが、白いナムルが不思議な食感でとても美味しかったのです。大根ではないというのは分かりましたが、じゃがいものようなそうでないような…。
清算時にレジで「全部美味しかった!特に白くて長いのが美味しかったけど何のナムルですか?」とお姉さんに質問していたらちょうど通りすがりにオモニがお話してくれて…、
「じゃがいものナムル」って教えてくださって、お忙しいのに少しお話しもしてくださってめちゃくちゃ嬉しかったです。

娘が韓国に一人で行った時も出会った皆様に優しくしていただいて、みんないい人達だった、と。
オモニのお話しを聞いてまたそれを思い出して胸がじんわり温かくなりました。

帰ってからいろいろじゃがいものナムルのレシピを調べましたが、そんなに簡単にはあの味は再現できなさそう。
また行くしかないですね(笑)

オモニ、全てのお料理を本当に美味しく頂きました。ありがとうございました!

また食べに行きたいと思います(*^^*)





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